「ベテラン・新任が偏らずにいる」 ~その⑥~
保護者さんが 良い保育園を選ぶための 7つのアドバイス
文 文責:理事長 新田隆幸
各年代でバランスの取れた保育士らがいることは、子育てのヒントや悩み事など、未解決を抱える親には心強い味方です。その中に「子育て中」の保育士がいると、「ママ友」の一人として悩みや子どもの成長など不安や心配事を共有でき気持ちも軽くなると思います。また何より子育てをしながらでも働ける職場環境ということの証明で、働く親への理解があるということにもつながります。
保育士だから子育てが上手と考える方々も多いですが、経験から言わせていただければそれは逆です。保育士の経験が子育てに役立つことは多くありません。しかし、子育てが保育に役立つことは多くあります。そしてそれらの情報がすべての保育士らが共有できている保育園なら言うこと無しです。それが出来ている環境というのは職員同士が仲がいいことで証明されます。始めに書いたみんなが笑顔で明るい保育園は間違いなくいい保育をしています。そして一人ひとり自信を持っています。若い保育士の表情が暗かったり、元気がなくオドオドしているような園はアウトですね。上司や体制に不満を抱えているのが明らかです。そのツケは弱い子どもに向きます。他の条件が満足できても避けるべきです。